強度近視における眼軸の過度な延長によって生じる一連の変性眼底変化で、不可逆的な視機能障害につながることがあります。

よくある症状
まずは意思決定に役立つポイントに注目してください。よくある症状、通常評価が必要になる患者や状況、そして早めの受診が必要な兆候です。
よくある症状
評価前に患者が気づくことの多い兆候
徐々に進行する視力低下(矯正しても見えにくい)
変視症(近視性CNVや黄斑分離症を伴う場合)
中心暗点
飛蚊症の増加
光視症
受診を検討するタイミング
確認が必要になる典型的な患者と状況
近視度数が-6.00Dを超える患者(特に-8.00D超)
眼軸長が26mmを超える人
近視が急速に進行している思春期患者
強度近視患者に視力低下や変視症が出現した
思春期の強度近視患者で進行が続いている
検査で眼底異常を指摘された
緊急評価
強度近視患者に突然の視力低下、変視症、多数の新しい飛蚊症が出現した場合は、近視性CNVや網膜剥離などの急性合併症を除外するため、速やかな評価が必要です。
治療アプローチ
近視性CNV:抗VEGF硝子体内注射
後部強膜補強術:専門医評価後、選択された進行性強度近視症例に限って検討
硝子体手術:網膜分離症または網膜剥離の治療
定期的な眼底モニタリングが管理の基本
治療計画を左右する主な要素
臨床評価
これらは医師が通常最初に確認する主な項目です。関連する検査や画像の報告書をすでにお持ちであれば、評価を早めるために持参してください。役立ちますが必須ではなく、同じ検査は中国でも実施できます。
散瞳眼底検査
OCT(黄斑部構造評価)
OCTA(近視性CNVの検出)
眼軸長測定
Bモード超音波検査(後部ぶどう腫の評価)
渡航前
過去の屈折検査記録と眼軸長測定記録を持参する(進行比較のため)
最近のOCTと眼底写真を持参する
計画メモ
事前評価が必要
病変のタイプと重症度を評価するために、総合的な眼底評価、OCT、OCTA、眼軸長測定が必要です。
遠隔事前評価
OCT、眼底写真、眼軸長データをオンラインで提出し、病変の予備評価を受けることができます。
多職種評価
病歴が重要
近視歴、度数や眼軸長の推移、過去の眼底治療歴は、評価と治療計画に不可欠です。